恵那市(岐阜) 武並山(658m) 2019年12月1日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 6:26 駐車場所−−6:35 送電鉄塔−−6:43 武並山−−7:02 駐車場所

場所岐阜県恵那市
年月日2019年12月1日 日帰り
天候
山行種類籔山
交通手段マイカー
駐車場実質的な車道終点に広い駐車余地あり
登山道の有無無し
籔の有無灌木藪
危険個所の有無無し
山頂の展望無し
GPSトラックログ
(GPX形式)
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コメント南側の車道車止めから往復。最初は送電線巡視路を辿り鉄塔直下から藪を避けて樹林帯へ。灌木藪があるがさほど濃くはない。山頂部は植林に覆われて展望皆無。明瞭な高まりは無い。帰りは手抜きして地図、方位確認をしないで歩いたらトラバースしすぎて最後はGPSのお世話になった




車止め前の広い駐車スペース 車止め。施錠はされていない
車止め脇の送電線巡視路入口へ 送電線巡視路。イマイチ道が薄い
先ほどの林道の続きへ出た 送電鉄塔直下で巡視路は藪の中へ
送電鉄塔上部の電柱 電柱から樹林帯へ。こっちの方が藪が薄い
樹林の中はまだ暗い。植林だが場所によっては灌木藪 傾斜が緩み山頂が近いが広範囲で真っ平に見える
GPSが指した武並山山頂。山頂標識等は無かった 近くには枯れた笹。ここ数年で開花したようだ
読図せずに適当に歩いたら大幅ルートミス。笹を突っ切る 明瞭な道に出た
林道脇に道の入口あり 車止めから続く林道
駐車場所に戻る


・恵那市や瑞浪市の木曽川より南側のエリアには愛知へと続く低山がいくつもあり、武並山もそんな山の一つ。旧岩村町に属する。小さな山なのでどこからでも登れそうだが、地形図を見ると山頂南側直下まで林道があるようなので、そこから往復するのが一番楽そうだ。

・その林道入口は南東側の一色集落付近で、水田に林道が伸びていた。分岐を左へ進み水田地帯が終わると舗装路面が落ち葉に覆われて見えないほどだが、振動の伝わり方から舗装だと分かる。その舗装が終わり残土置場のような広場が登場すると黄色い車止めのチェーンがかかった場所に到着。ここから歩くことにする。林道は最近造成されたのは明らかで、地形図とは道の付き方が異なるが、おそらく古い林道を改修したのだろう。

・地形図と違って林道は東へ逃げるので送電線巡視路を辿ることに。山頂南側直下を送電線が通っているので効率的に登れる。地形図で山頂をぐるっと取り囲むように破線が通っているが、その一部が送電線巡視路のようだ。その巻き道から巡視路が分かれて上へ。すぐに新しい林道を横断しさらに登ると送電鉄塔が現れるが、その付近はススキが密生して草藪状態で巡視路はここで消えていた。

・樹林とススキの境界を登ると電柱が登場。この先は開けたススキの原っぱはおしまいで照葉樹が中心の密生した自然林に変わる。見た目は藪っぽいがそれはススキとの境界だけで、樹林の中に入ってしまえば逆に木の密度は減って薮も無く歩きやすくなる。ただし、場所によっては灌木がうるさい場所も。

・さらに登ると植林帯に変わるが、近年はあまり手入れされた形跡は無く、昔に間伐された古い木が横たわって邪魔をし、地面付近は低い灌木が茂ったり立ち枯れた笹が目立つ。おそらく笹は数年前に広範囲に開花して枯れたのだろう。このエリアでこの標高で植林の中に笹があるのは珍しい。

・傾斜が緩むと山頂部だが平坦で明瞭な高まりは見られず、GPSの指し示す場所に立っても山頂の雰囲気はなし。ここも手入れが行き届かない植林帯に覆われて展望は皆無。山頂標識も見当たらなかった。

・帰りは灌木藪を避けつつ下ったが、まじめに読図せず自分の感覚だけで歩いたらトラバースしすぎて見事に迷った。おかしいと感じて方位磁石を取り出すと進行方向は南のはずが東へ向かっていた(汗)。現在位置が不明なので地図無しGPSで往路の軌跡を確認すると大幅に東にずれていたので、今度は方位磁石で西を確認して歩く。また植林帯に笹が登場したがいつも見る種類とは明らかに異なった見慣れない葉であった。これが植林の中に密生していて、間伐され放置された杉が横たわっていても見えないので気を付けて歩く。こんな低山でこんな体験をするとは珍しい。

・植林の笹藪が終わると植林の中に明瞭な道が登場。方位は南でこのまま進めば林道に出ると予想、道を辿ると予想通り新設された林道にでた。そこから駐車箇所まではすぐだった。

 

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